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--------------------資料編---------------------------

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■ツール・ド・コルスルート概要

そのツイスティーなことからコルシカのルートは”2万ベント・ラリー”そも呼ばれるそうだ。
アジャクショウからスタートする1720kmのコンパクトなルートに、コーナーが本当に2万もあるかどうかは知らぬが、呆れるほど曲がりくねっていることは事実だ。
この島でいちばん長い直線路は飛行場の滑走路だとはしばしば耳にするジョークだが、本当にラリーのルートには300m以上のストレートを見つけるのは難しいようだ。
100%タルマックと言われるルートは3つのレグに分けられ総計32のステージをビルトインする。
ステージは相対的に長く厳しいものが多く60kmを超えるものも少なくない。
コルシカの著しい特色のひとつは、まず絶対に降らないと言ういまごろの天候だ。
地中海に包まれたこの島、今回も公道を閉鎖してつくられたルートは3日間の間、雲ひとつ見られず抜けるような青空と日中は汗ばむような陽気に支配されたのである。

1983 CG より抜粋

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■1982年ツール・ド・コルス

カーナンバー1のベッテーガが第1日目、順調に順位を上げていきラニョッティのサンク、アンドリューの308に次ぐ3位となる。
しかし翌日ベッテーガの037はクラッチ・トラブルによりスタートが大きく遅れてしまい遅れを取り戻そうとしたベッテガは石の壁に接触しその反動で左フロント側に激しくクラッシュしベッテーガは両足複雑骨折の重傷を負う。
奇跡的にもコ・ドライバーのペリシノットは無傷だった。
また頼みのアレンもつまらないトラブルで9位に終わってしまった。

https://www.ewrc-results.com/final/3621-tour-de-corse-rallye-de-france-1982/

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■1983 ツール・ド・コルス

宿敵アウディを6位以下に抑え込もうとと言う戦略からランチアは6台の037を投入する。
フル・ワークス仕様が4台
コルシカの主ともいえるアンドリュー、レアル、アレン、そして前年のこの島で両足骨折と言う重症を負ったベッテーガも復帰している。
残る2台はジョリークラブのヴダフィエリーとプライベーターのセルパッジの”拘りのフェラーリ・レッド”

https://www.ewrc-results.com/final/3620-tour-de-corse-rallye-de-france-1983/

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■1984 ツール・ド・コルス 

https://www.ewrc-results.com/final/8558-tour-de-corse-rallye-de-france-1984/

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■1985年ツール・ド・コルス

ベッテーガのマシンは木に衝突し、シートごと貫かれ帰らぬ人となった。
32歳没。一方、コ・ドライバーのマウリツィオ・ペリシノットは無傷で助かった。
この事故をきっかけに、当時、国際自動車連盟会長だったジャン=マリー・バレストルが、グループBカーの安全性に疑問を投げかけることとなった。

ランチア・チームは追悼の意を込めてレースから撤退している。

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■1986年ツール・ド・コルス

ランチア・デルタS4を運転していたアンリ・トイボネンとコ・ドライバーのセルジオ・クレストは、トップを走っていた第18ステージで、ランチアが谷底に落ちて爆発するという事故で亡くなった。

---------------Results-----------------------------

■Markku Alén

https://www.ewrc-results.com/profile/1749-markku-alen/


■Attilio Bettega

https://www.ewrc-results.com/profile/9764-attilio-bettega/
 

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