■ 概要
キャデラックのテールフィンについては1948年ロッキードP38ライトニングの垂直尾翼をイメージしたもが最初らしい
その後テールフィンは段々と大きく、そして先鋭化して行った。
ついに1959年テールフィン極限を迎えることになる。その変遷は時代を物語る象徴とも言える。

■1959 Cadillac Series 62 2door Convertible Coupe Specification

Engine Type V-8 Overhead valves
Block Cast iron block
Displacement 6.384 Liters
Bore and stroke 101.6mm x 98.4mm
Compression ratio 10.5:1
Brake horsepower 325 hp @ 4800 rpm
Power 242 kW @ 4800 rpm
Bearings Five main bearings
Valve Lifters Hydraulic valve lifters
Carburetor Carter AFB four-barrel Model 2814S

Chassis
Wheelbase 3302mm
Overall Length 5715mm
Tires 8.00 x 15
Dual exhausts standard
Rear axle ratios 2.94:1 standard; 3.21:1 optional or mandatory with air conditioning
Powertrain Options
The 345 horsepower Eldorado V-8 was optional on all other Cadillacs at $134.30 extra

■Made in Portugal
ビテスはポルトガルの老舗ミニカーメーカーで現在の大半が中国製と言う状況になる以前の古き良き時代のメーカーである。
調べて見ると2000年頃に経営破綻し型がイクソに移転 現ビテスはサンスターによって再起したブランドとある。
関連したブランドとしては「カルツォ」「トロフュー」等がある。

■モデルについて
経営破綻前の製品の様でかなり古いものだ。
型はしっかりとしていて全体的なフォルムの再現性は中々良いのだが塗装が雑な感じでせっかくのサイドのモールラインも埋もれてしまっていた。
またプラ製のパーツもメッキハゲやバリが残っていたりで分解し再塗装している。

テールフィンの内側の状態が何か不自然の見えるが別段パーツの欠品と言うわけではなさそうだ所謂、手抜きなのだろう。

1959 Cadillacについては「スパーク」でも何タイプかリリースされていて出来映えはさすがに時代の違いを感じさせるのだが雰囲気では、さほどの見劣り感は無い。