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■大発見
そう言えば1/18 カレラGTがマイスト、オート・アート、ミニチャンプスと3メーカーあったな、と言う事で並べて撮影したのだが、どうもマイストのものだけ形が違うのだ。
いくらリーズナブルなモデルを作っているからとは言え、ここまで違うのは、ちょっと、マイストもPorsche AGから許可をとって製作している訳なので調査した。ボックスの年度が2000年、「Porsche Carrera GT 2000」で検索の結果、2000年パリ、ルーブル美術館、2001年パリ・オート・サロンで発表されたコンセプト・カーをモデル化したものだと判明した。「ああ感動!」
みんな知っていて、知らないのは自分だけだったりして、と思うと、ちょっと恥ずかしいのだが、やはり自分で調べたので「大発見」である。





■コンセプトプロダクション
2000年当時に発表されたコンセプト・カーは5.5リッターV10エンジンだったが、2003年の生産型では、同じV10型でも排気量が5.7リッターに拡大されており以下に記すエンジン・スペックを比較すると、まるで別ものの様な内容になっている




 



 

外見的には、ルーフの形式がコンセプト・カーがスパイダーだったのに対して生産型はタルガ・トップとなっており、フロントのエアダムのクリアランスもコンセプト・カーはかなり余裕があるのに対し生産型は地上すれすれと言った印象を受ける。
ボディ・サイズも微妙に生産型が大きくなっているが、ただフロントのトレッドだけについては8mm狭く設定されている。
これはもしかすると直進安定性よりも回答性の向上を図った為かも知れない。

 







■ほぼ直訳的な記事
エレクトロニクスによる標準装備のトラクションコントロール(4チャネルアンチロックブレーキシステム、アンチスピンコントロール)
をセンターコンソールにあるボタンでオフにする事が可能で「レース標準の動的な運転のスリルを楽しむ事が出来る。」
なんて言うのを発見したが、この辺もヒントになるのか



■そして200ccアップの内容は
Porsche Carrera GT Concept car
排気量:5,498cc、ボア×ストローク:96mm×76mm
Porsche Carrera GT Production version
排気量:5,700cc、ボア×ストローク:98mm×76mm
最高出力が
7,000rpmから8,000rpm
最大トルクが
4,000rpmから5,750rpm
とピーキーな仕様に変更されている。
3年間のあいだにカレラGTのコンセプトも大分変更された様だ。
(コンセプト・カーの仕様の確認が1箇所のサイトだけなので将来、記事の修正の可能性はありえる。)





■デザイン・コンセプト
1970年代の917をイメージしたというヘッドランプ
1960年代の718RSKスパイダーをモチーフにした左右フェンダーの盛り上

前後重量配分は42:58
リアスポイラーは120km/hで自動的に作動、5秒で160mmせり上がる。アンダーフロアの整流効果と合わせ、Cd値は0.396をマーク




 

■モデルたちについて
リーズナブル路線のMaistoは、やはりAUTO art、PMAには及ばないが、今回の写真はグレー・メタリックと言う難しい色であり
Maistoの名誉の為にも、同じマイストのRedの画像を以下に添付する。
多分、1/18のConcept carについてはMaistoからのみリリースされていると思うので、そう言った意味からは希少と言える。






■AUTO art、PMAについての出来栄えは、写真をご覧いただければ甲乙付けがたい事は御判りいただけると思う。
写真で判断出来ないのだが、使用材料の違いの為、Minichampsの方が手に持った時の重量感はリアルに感じる。
実際にリアルなのは軽いAUTO artなのだろうが。





  1/12 Porsche Carrera GT Tamiya Link





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