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300SLクーペのアメリカ市場での成功で、それまでスペース・フレーム構造の制約により不便だった乗降についての改善の要望が市場で高まって来た。 1957年、スペース・フレーム構造の大幅な改造を施し、屋根を切り取り、ほぼ通常のドアを備えた300SLロ−ドスターが誕生した。
かなりの補強により車両重量は300SLクーペに比べて100キロ増加し1400キロとなってしまったが、圧縮比のアップ等により出力を225psまで引き上げ何とか動力性能を確保した様だ。 ロードスターの生産開始によりガルウイング300SLクーペの生産は終了となった。(総生産数1400台) ロードスターはその後もいくつかの改良が行われ1963年までの間1858台が生産されたそうだ。
ブラーゴはイタリアのメーカーでモデルをひっくり返すと、シャシーには、ちゃんとMADE in Itaray と刻印されている。 でもミニカーは「おもちゃ」であると割り切っている姿勢が、はっきりと窺える。 モデルを分解してみると判るのだが、極力、尖った部品を無くし、小さいパーツについては取れにくい様に工夫している様に思える。 製造時の作業も特に熟練の技の必要が無い様な設計になっている様に見受けられる。
精密さに拘る人間が入手すべきモデルでは無いのかも知れないが、この300SLロードスターは、第一印象は良い
2009/12/24 © 2009 Loft Studio Hal.kill.jp
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