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■概要
1953年に多くの期待を受けて誕生したコルベットだが、非力なパワーと平凡なドライブトレインと言う組み合わせの為、商業的に苦戦を強いられていた。
しかし1956年に転機が訪れる。
それまでのストレート6、150Hpのみのパワーユニットに加えV8、220Hpのスモールブロックユニットが選択可能となりトランスミッションは2速ATから漸くボルグワーナー製の3速MTが選べるようになった。
これによりレースへの参戦にコルベットを持ち込むユーザーが目立ち始めたのだ。




■妄想
仮に自分が米国民で1970年代に少しだけ時間とお金をもっていて車が好きな成人だったら、ちょっとした草レースに出て見たいとか当然思うだろう。
では参加車両はどうしようポルシェもいいなぁ〜とか、フェラーリは高いとか楽しみながら悩んでいると知人からC1の出物があると聞いて早速、見に行く事にした。
そのC1は十数年前の車としては綺麗でしっかりしていた。
そして最初に目を引いたのが黄色いホイールだった。一目ぼれと言うやつなのだろう。
と言った妄想から「YATMING」のChevrolet Corvette C1 1957をリビルドしてみた。

 



■リビルド
Auto artの「CORVETTE 1953」を以前、所有していたので、そこまでの完成度は無いにしろ多少は良い雰囲気なのだろうと想像していたのだが実際にモデルを見ると惨憺たる代物だった。

 

 

塗装はムラだらけで今まで見たモデルの中でも最低の仕上がりだった。
パーツも精度が低く取付もグニャグニャ、中でもタイヤ・ホイールは最悪で薄っぺらいメッキのホイールにカチカチのゴムの塊の様なタイヤがくっついている状態

 

 

 

そこで以前(十年近く前だったと記憶するが)購入していた「GMP9021 TRANS-AM TIRES and WHEEL KIT」を仮に添えて見た。
これ中々、見栄えが良い。ボディのラインも思ったよりしっかりしている。
足はこれにて決定、早々に分解、塗装剥離、そして数年放置し薄らと妄想、中々エンジンがかからないのはいつも通りだが年をとってさらに症状は悪化している様だ。

 



スタートのきっかけは何種類かシートベルトを作ったのだがその中の「Britax」がC1に丁度マッチしそうなので「Go!」
ボディカラーは「インディーブルー」これしかない。ソフビの様な材質の赤いインテリアは黒に決まっている。

 

 

デカールのストックを探したら使えそうなのが、そこそこ見つかった。
ステッカー・チューンだ!
 

 

 

センターにばっちりと黒目があるヘッドライトは飛散防止風でマーシャルのロゴを配置
デカールを貼り終えてクリアーを数回吹いて一応コンパウンドで磨いておいた。


 

 

フロントバンパーは処分しチリの良くないパーツは修正しようと考えたが放置した。
モチベーションが低いなぁ〜
「でも部分的に手間をかけすぎても全体のバランスが取れない」とか言い訳をする始末だ。
ロールバーくらいは作ってやろう。

 

 


エンジンルームが問題でグニャグニャの集まりで、どう見てもエンジンには見えない状態だが、下手に手を付けると泥沼状態になるので、これも放置した。
トランクも放置した。開きはするが中はからっぽ
と言う訳で完成したのが「妄想ステッカーチューンC1」でした。


 

このモデルの詳しい再生作業及びリスクについては

C1 Go to Rebuild


 


 1/18 CORVETTE 1953  White Auto artへのリンク



 




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